STM32の開発環境を導入する(STM32CubeIDE)

STM32とは


STM32とはSTマイクロエレクトニクスから発売された32ビットマイコンである。
Arm社のCortex-MシリーズのCPUを内蔵しており、Arduinoのよりも高性能なマイコンである。

Arduinoよりも安価に購入することができ、IoT向けの展示会やイベントでSTマイクロエレクトロニクスが無料で配布していたりもする。

高性能なマイコンのためRTOSを組み込むことが出来る。

Armマイコンとしては世界スタンダードなマイコンなので勉強しておくには十分に価値のあるマイコンである。

Nucleoシリーズがオススメ

STM32マイコンはDiscoveryシリーズとNucleoシリーズの二つがある。
オススメなのはNucleoシリーズである。
NucleoシリーズはArduino UNOとピンの配列が同じで互換性がある。
なのでArduino用の拡張シールドがそのまま使える。


開発環境を構築する

2020年6月現在で推奨されるのは「STM32CubeIDE」という統合開発環境ソフトウェアである。
2019年4月ごろに登場し、それまでの開発環境であった「STM32CubeMX」と「True Studio」が一つになったソフトウェアである。

正直、2019年からSTM32を勉強し始めた僕は2020年になるまで知らなかったものである。昨年の勉強は無駄ではなかったが、効率が悪かったらしい。ネットに転がっている情報は古いものばかリなのでしょうがない。

なので、開発環境を変えてまたSTM32の勉強をしていこうと思う。

ますはダウンロード行っていく。下のリンクからダウロードページに行く。
画像の場所まで画面をスクロールする。


使用しているOSにより入するソフトウェアが異なってくる。
OSがWindows10なので、Windows版を入手する。


ライセンス契約と出てくるので「同意」をクリックする。


自分の名前とメールアドレスを入力する。
利用規約があるので読んでチェックを入れる。
ダウンロードをクリックする。


このような画面が出てきたら、登録したメールアドレスの受信メールを確認する。
スパムメールとしてはじかれる場合があるので、その辺の確認もしておく。


このようなメールが届いていれば大丈夫。
ダウンロードをクリックする。

zipファイルがダウンロードされるので、ダウンロードが完了したら解凍する。

「st-stm32cubeide」と書かれたexeファイルを起動してインストールを行っていく。




「Next」→「I Agree」とクリックしていく。




インストール先を選択することが出来る。
インストール先を変えたいときはここで設定を行う。
今回はデフォルトの設定で「Next」をクリックする。




チェックされたものがあるが、気にせず「Install」をクリックする。




このような画面が出てきたら、迷わすインストールをクリックする。
STM32を動かすのに必要になるので問題ない。




インストールが完了したら「Next」がクリックできるようになるので、クリックする。




デスクトップにショートカットを作成したいときは、チェックをいれる。
「Finish」をクリックすれば、完了である。

デスクトップにショートカットが作成されているはずである。










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